こんにちは!
今回ははるぽんを出産した時のことについて書きたいと思います。
和痛分娩体験記でもあります。
妊娠発覚
はるぽんは自然妊娠で妊活を始めてすぐに私たち夫婦の元に来てくれました。
本当にすぐだったので夫は最初妊娠したことを信じてくれなかったです。
我が家とは違い、不妊治療の末にやっと妊娠出産できたという方も療育には割といました。
妊娠経過
切迫流産や切迫早産、高血圧になることもなく経過は良好でした。
途中子宮頚管にポリープが出来ていると言われましたがほぼ良性らしく出血したら切除しましょうということでした。(出血はしなかったのでそのままです。)
陣痛開始 ~微弱陣痛が続く~
39週を過ぎた頃とうとうその日はやってきました。
夜9時くらいから腰が痛くなってきました。陣痛が始まったばかりなのに既に腰が砕けそうでした。痛くて陣痛間隔も上手く測れず
夜12時にとりあえず病院に行くもまだまだということで家に帰されました。
翌日朝と夕方にもそれぞれ行きましたが夕方の時点でも子宮口1.2㎝しか開いていないということで家に帰されました。
物凄く痛くて泣いていたのですがw
数値的にまだそんなに痛くないはず、こんなもんじゃないと助産師さんから言われてこの時初めて自分が痛みに弱い体質ということに気づきました。
そして陣痛に対する緊張も強くなってしまいました。(悪循環)
入院、そして和痛分娩に。
陣痛が始まってからというものほとんど寝れていない、食べれない状態が続いていたのでかなり体力を消耗していました。
陣痛開始から二日目の朝病院に行くと子宮口がぎりぎり4㎝くらい開いていたのでやっと入院になりました。
この病院はネットの情報では無痛分娩を実施しているような口コミがあったのですが
実際には無痛分娩ではなく和痛分娩を実施している病院でした。
痛みを完全に無くすのではなく痛みに弱い人や陣痛が長引いて疲れ切って最後いきむ気力がなくなってしまいそうな人に麻酔を少し投与して痛みを和らげ
最後に力を振り絞れるようにするという考えで行っていたそうです。
くたくたに疲れてしまった私は麻酔を入れてください!とお願いして先生も私が条件に当てはまると判断してくれて無事麻酔を入れてもらえました。
麻酔を入れるとお産の進みが悪くなるそうで促進剤も投与になりました。
麻酔を入れると痛みは和らぎましたが、それもつかの間徐々にまた痛くなってきていました。
回旋異常→吸引分娩→出産
そしてとうとう分娩室に移動になりました。
陣痛中、先生から助産師さんへの指示に違和感がありました。
後から教えてもらったことですが
お産があまりにも進まないので促進剤を医師の十分な監督の下で入れられるMAXの量を入れていたそうで麻酔はほぼ切っていたそうです。
道理で意識が飛びそうなくらい痛かったわけです。
そして先生が「あ~、逆むいちゃった!この子これじゃ自力で出てこれないよ!」と
一言。回旋異常ということでした。
子宮口全開になってからも破水せず先生が破水させてくれました。
結局吸引分娩という形になりやっと産まれてきてくれました。
(吸引もなかなか成功せず心拍数も下がり緊急帝王切開の準備もする中やっと産まれました。ギリギリセーフ!!)
産まれた瞬間は感動より先に「すっきりした~!!」と思いました。
はるぽんは難産でした。
障害のある子は自分で生まれる力が弱い子が多いらしいです。
実際に私の周りで療育に来ている子は早産だったり難産だったり逆子で帝王切開になったりと出産トラブルがあった子が割と多い印象です。(もちろん安産だった方もいますし、出産トラブルがあっても定型発達という子はたくさんいると思います。)
はるぽんは回旋異常になってしまいました。当時は私の太りすぎが原因だと思ってましたが(18㎏増えてしまいました。)発達障害のある子だと本能的に自分で体を動かすのが苦手でうまく産まれてこれない場合が多いと後から知ってなるほどと思いました。今のはるぽんの身体の使い方をみてもかなり下手なので胎児の頃から上手に動くのが難しかったんだと思います。
お腹の中にいた時から既にはるぽんは障害があったということでしょう。
胎動も激しすぎて多動でした。「いったーい!」と叫んだこともある位です。
2日がかりのお産になりましたが先生曰く促進剤をやってなかったらその次の日の昼になっただろうということで3日がかりになる所でした。
時代と国が違っていたらはるぽんも私も亡くなっていたかもしれないです。実際ちょっと危なかったそうです。
今の時代の日本でよかったなと思います。
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