ありのままの軽度自閉症児の子育て

知的障害のない自閉症(自閉度は軽度)+ADHDの長男はるぽんと出産翌日から発達不安の次男ゆうたんについてのブログです。ブログ名はいつか変更します。

軽度自閉症児・年少入園が決まるまで②~裸足保育の園の検討

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こんにちは!

シリーズ①の記事はこちらです ↓

www.dekobokoikuji.com

 

今回ははるぽんの進路を考えるにあたり裸足保育の園も検討していたのでその記録です。見学は夏頃に既にしていました。いま全国的に増えてきている方針の園です。

 (息子のはるぽんに合っているかなど個人的な意見ですのでそういう考え方をする人もいるのか程度に思って頂けると幸いです。)

 

見学

通えない範囲ではないこと、この園にはるぽんと同じ療育に通う子も通っているということで興味を持ちました。

口コミには良い意見と悪い意見が書かれていましたが実際に見てみないと分からないので見学に行きました。はるぽんと夫がたまたま休みだったので3人で行きました。

 

見学には事務の方がついてくれました。

暑い中凄く丁寧に説明してくださり実際見てみると思っていたよりかなり好印象の園でした。事務の方も感じが良かったです。事務の方でも子どもたちみんなと仲良しでした。

 

園の特徴

以下は事務の方が説明してくれた内容になります。

私が見学した園は

とにかく外遊び。部屋で遊んでもOK。自分のやりたいことをする。

朝に3つくらい選択肢を出されて(製作やお出かけなど)自分で選ぶ。

大人の言うことに従うのではなく自分で考え行動できるようになってほしいという考え。

クラスはなく3歳以上はみんな一緒に遊ぶ。クラス担任とかもない。(3歳未満はあったかも…)

先生たち、事務の方も子ども全員の名前を憶えている。

散歩にいったり商店街ツアーでかなり遠くまで歩いていったりもする。

給食もみんなで一斉にいただきますではなくなんとなく給食の時間に集まりだして

陶器のお皿に自分で配膳する。(保育所訪問に行った療育の先生曰く、ほったらかしになる子がいないようにサポートはされている)

年長さんになると他の子のお昼寝の時間に就学に向けての練習をする。

週1回お勉強の時間がある。

親の出番は年2,3回と少ない

などが特徴でした。

 

見学時のこと

見学時のはるぽんは動物にエサをやったり山から駆け下りたりして

すごく楽しそうにしていました。園の子どもたちもすごく楽しそうでした。

はるぽんが自閉症であるということは事前に打ち明けてあったのですが

見学時は事務の方だったので入園できるかなどはまた説明会や面接の時に上の方と相談してからになるということでした。

ですが今療育に通っている子もいて保育所訪問支援などを受けて連携もしているからある程度は対応できるだろうということもおっしゃっていました。

普段から障害のある子もない子も関係なく過ごしているそうです。

 

裸足保育の園の子が療育に遊びに来て気になったこと

見学後の後日、実ははるぽんと療育で母子通園しているときにこの裸足保育の園の子どもたちがやってきて園庭で交流する機会がありました。

私は知らなかったのですごくびっくり!

子どもたちはとっても元気で初めての場所にも関わらずパワフルに遊んでいました。

療育に通っている子たちの方がホームのはずで元気があっていいはずなのに

みんな変化に敏感でいつも元気な子も裸足保育の園のお友達に圧倒されていました。

はるぽんにいたっては教室に帰りたがる始末です。

そんななか裸足保育の園の子の中にも一人だけぽつんと呆然としている女の子がいました。みんなの輪の中に全く入れていません。

他人事ながらこの子大丈夫かな?と考えてしまいました。

先生たちはというとその女の子に特に声掛けはしてませんでした。(女の子、いつもこうなのかな?)

裸足保育の園の方針としては自主性を重んじています。

喧嘩もある程度は自分たちで解決するという方針とのことでした。(悪い評判の口コミには放任主義と書かれていました。)

もしかしたらはるぽんも馴染めなかったらその子のような感じになるのではと不安になりました。

療育と違って普通の園は先生が少ないので先生から少し離れた所で成長していかなければならないとは思うんですが

もう少し先生が介入する方針の園の方が良いだろうと思うようになりました。

(あの女の子は本当はみんなの輪の中に入りたいけど入れないタイプの子だった気がします。

1人でいたいという子ではなかった気がする。

 

この園を選ばなかった理由

見学時のはるぽんは前述のとおりすごく楽しそうにしていました。

見学した園の中ではダントツです。

そして夫もこの園を絶賛して「自分が入りたかった!はるぽんも通わせたい!」と言っていました。

 

この園の考え方や様子を見てはるぽんが定型発達だったら私もはるぽんをこの園に入れたかったなと思いました。でも私ははるぽんには自主性よりまず大人の言うことを聞ける子になってほしい。と思っていました。小学校生活でも大人の言うことを聞けないと困ると思うからです。

その上で自主性も育ってくれたらいいなくらいに思っています。

その点から園の方針とはズレてしまっていました。

 

またはるぽんの特性として

初めての事が苦手だったり活発な子のようでいて非常に繊細で神経質な所があります。

そのため大人数の子どもの中にポンといれてしまうと戸惑いや困り感が出るだろうと思いました。3歳以上がみんなひとつのホールだとかなりの大人数です。

それよりはきちんとクラスごとに分かれている園の方が良いと思いました。

 

大人の目が届く、介入もしてくれるという方がはるぽんの安心にも繋がるだろうと思ったので結局選びませんでした。

 

ただ療育の先生は

療育に通っていて裸足保育の園に行った子が療育だけの時は大人しかったけど

その園に行ってからはビックリするくらい活発で元気になってとてもいい影響を受けているということを教えてくれました。

その子に合っていればすごくいい園なんだとおもいます。

 

③に続きます。

 

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