シリーズ①、②の記事はこちらです ↓
公立の園に落選後
公立の園に落選してからというもの役所の方は代替案を出してくれました。
入園した方が良い発達段階にあるという医師の意見書があるからには
どこかの園に入れるようにしますということで親身に相談にのってくれたのです。
裸足保育の園の再検討をすることにもなりました。
実際その園を見に行っている療育の先生に何回も相談しましたが、ポジティブなことも言ってくれましたが結局裸足保育の園に対する私の中での不安が無くならなかったので候補から外すことに。
(追記 実は療育の先生もはるぽんに裸足保育の園は合わないのではと内心思っていたそうです。ただ入ってみないとわからない部分も多くあるので残りの選択肢が少ない中でははっきりと言えなかったそうです。最終決定した園には賛成してくれました。)
そしてはるぽんの特性を踏まえたうえで最終的には学区外にはなるけれど障害児受け入れ可で小規模の園に空きがあったということでそちらを案内してくれました。
学区外の園に見学&面談
夫は学区のこと(小学生になった時一人だけ別の小学校に進学)から少し反対していましたが見学に行き園長と面談することになりました。
遊んでいる様子も見ていただき、切り替えに難があることや実は繊細な所があること、癇癪もあることなどをきちんと伝えました。その上で受け入れていただけることになりました。
はるぽんが先生から「お名前なんですか?」と聞かれて「3歳」と答えてしまった時には心の中で終わった…と思いましたが大丈夫でした(笑)
はるぽんはやっぱり人の話を一回で聞きとれないことが多いです。
そして大抵 「ぼく、なんさい?」って聞かれることが多いので質問を聞いてなくても質問されていると思ったら3歳と答えてしまう。
「もう一回言ってください」というお願いが出来ず適当に答えてしまいます。
これもコミュニケーションに難ありという部分になるのかなと思います。
普通の子だとちゃんと「え、なに?」って聞き返すと思うんですよね。
入園予定の園は結局どんな園?
結果的に小規模ののびのびタイプの園に入園ということになりました。
個別療育のばんばん意見を出してくれる先生からは
「しっかりした園の方がいい。この子はルールを守らせた方が良い。」というようなことを言われていたのですが(小学校に上がってからのことを考えてのようでした)
お勉強園ではないけれど適度にルールを守らせつつのびのびしているので
今のはるぽんには一番無理がない選択ができたのではと思います。
園に対しての不安要素
ただ不安要素もあります。
それは近年この園は障害のある子を受け入れたことがないそうなんです。
地域に障害のある子がたまたまいなかったのか、不安要素がある子はやんわりお断りしていたのかどちらなのか分からないので何とも言えませんが…
障害児保育可と言っても障害児どんとこい!ウエルカム園ではなかったのかもしれないです。
はるぽんは今はトラブルを起こすタイプではないけど定型発達の子の中という環境に置かれてストレスが溜まって荒れてしまったりしたら退園になったりするんだろうかとか少し不安にも思います。
荒れてしまいそうなとき早い段階で適切な対応を取ってもらえれば何とかいい方にもっていけるかもしれないけれど
園の方でそういう子の扱いに慣れていないと悪い結果になってしまうのではともちょっと思います。結構そういう話をネット上で見かけるので…
(追記 後から知りましたが療育で勤務経験ありの先生がこの園には複数いました。少し安心です。)
終わりに
就園活動は正直言って常に「お願いします。」「受け入れてもらえますか。」と頭を下げて臨まなければいけないのでちょっと疲れました。
障害があって手のかかる子を普通の保育の中に入れてもらおうとしてるんだから当たり前なんだけど。
はるぽんが普通の子だったら経験することはなかったであろう
園からやんわり入園拒否という事態も起こりそれは我が子が否定されたように感じられ辛い経験でした。
やんわり入園を断られたときには実は家に帰ってから号泣してました。悔しいやら悲しいやらで。
そして何回も生育歴から診断時期、当時の様子、はるぽんの性格やダメな所などを説明しました。(園だけでなく役所にも説明しました。)
昔のことを話しながらちょっと涙が出てしまったこともあります。
話しながら思い出しちゃった。
過去はどん底でした。泥の中を這いあがってきた気分です。普通の子育てだったら味わうこともなかったであろう苦悩も沢山経験しました。もちろんそれはこれからも続きます。
とにもかくにもはるぽんを受け入れてくれると言ってくれた園にはるぽんは4月から通いだします。これまでは療育という福祉の優しい世界にいたはるぽんが一般的な世界に飛び出します。
茨の道にならないといいな…
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