ありのままの軽度自閉症児の子育て

知的障害のない自閉症(自閉度は軽度)+ADHDの長男はるぽんと出産翌日から発達不安の次男ゆうたんについてのブログです。ブログ名はいつか変更します。

【長男】年少入園が決まるまで ★

こんにちは。

今回ははるぽんの来年度(年少)の進路が決まるまでについての記録です。

結論から言ってしまうと一般的な園と療育の並行通園をすることに決まりました!

 

年年少の夏・はるぽんの状態

はるぽんは夏の時点で三語分以上の文章での会話が可能でした。

(一方的だったり空気が読めないところはありますが

大人とは会話が成り立っている状態)

 

そして何よりお友達に興味があり、良いことも悪いことも含め

お友達の真似をしてゲラゲラ一緒になって笑うようにもなっていました。

 

そのため年少から一般的な園へ入園させることを視野に見学を始めました。

 

※のちに療育の先生や主治医にも相談し

年少から一般的な園にいれた方が良い発達段階でしょう

という意見ももらえました。

 

入園させてもいい段階のポイント

一般的な園に入園させてもいい段階のポイントとして

どの先生も人に興味があるというのが1番大切と言っていました。

もしその段階にないのなら療育に専念して手厚く

まずは大人と楽しく接して人に興味をもったり

コミュニケーションを取れるようにしていった方が良いでしょうということでした。

 

また、はるぽんは困ったときに訴える力(言葉)もあり、

昼間はおむつも外れていたので

年少入園を賛成してもらえることにいたりました。

 

園の見学

電話で見学予約をして実際に園の様子を見に行きました。

田舎なので選択肢は少なかったです。

 

電話の時点で自閉症で療育に通っていることを伝えてから見学に行きました。

どの園も

「実際に来ていただいてお子さんの様子を見ながらお話を聞かせてください」

という対応でした。

 

どこも障害児保育可の園だったので

電話口で断られたり渋い反応ということはなかったです。

一瞬戸惑いの空気は流れたよ!

  

①A園

小規模のびのび園で実は大本命でした。

はるぽんに合っているのではないかと思っていたからです。

 

だがしかし!案内してくれた方から

「療育に通っているような子は年中から入園って子が多いですよね」とか

「午睡が出来ないと困るんですけど」(はるぽんはお昼寝はたまにしかしません)など

やんわりはるぽんが年少から入園することを拒否しているような節がみられました。

そのため諦めることにしました。

 

②裸足保育の園

思っていたより好印象の園でした。

 

大人の言うことに従うのではなく

自分で考え行動できるようになってほしいという考えで

喧嘩もある程度は自分たちで解決するという方針とのことでした。

(悪い評判の口コミには放任主義と書かれていました。)

 

ただ好印象ではあったのですが

今のはるぽんと私の考えには合っていないかも…と思いました。

 

はるぽんには自主性よりまず大人の言うことを聞ける子になってほしい。

と私は思っていました。

小学校生活でも大人の言うことを聞けないと困ると思うからです。

その上で自主性も育ってくれたらいいなくらいに思っています。

その点から園の方針とはズレてしまっていました。

 

またはるぽんの特性として

初めての事が苦手だったり

活発な子のようでいて非常に繊細で神経質な所があります。

 

そのため

もう少し先生が介入する方針の園の方が

はるぽんの安心にも繋がって良いだろうと思いました。

 

③C保育園

お勉強園です。

発表行事のしっかりさがネックでしたが

園長先生と面談し受け入れ可能とのことだったので

入園を希望しました!

 

保育園の申請→保育園落ちる

入園許可を貰えた園は保育園だったので

役所に該当時期に申請書類を貰いに行きました。

その時に障害児だけど園長の入園許可が既に下りていることを伝えました。

 

すると

求職中+健常児の中に入れて子どもの発達を促すという目的(子どもの障害を理由)(医師の意見書も添付)入園の申請をすることとなりました。

(役所のアドバイスです。)

 

しかし、、、

 

その保育園の人気が高すぎて落ちてしまったのです…!

 

 

えええええええええ

はるぽんのこと落とすのかい!

 

(実は落ちる可能性もあるとは園長も役所の人も言ってました。

3歳以上でも希望者が多すぎる年がたまにあるそうで。

でもどうせ落とさないでしょ?と高をくくっていた私。。)

 

無理にでもなにか仕事を始めておけばよかったと思いました…

 

C保育園に落選後

役所の方は代替案を出してくれました。

入園した方が良い発達段階にあるという医師の意見書があるからには

どこかの園に入れるようにしますということで親身に相談にのってくれたのです。

 

そしてはるぽんの特性を踏まえたうえで

学区外の小規模のびのび園を案内してくれて

入園が決まりました。

 

実は個別療育の的確な意見を出してくれる先生からは

「しっかりした園の方がいい。この子はルールを守らせた方が良い。」というようなことを言われていたのですが(小学校に上がってからのことを考えてのようでした)

その園はお勉強園ではないけれど

適度にルールを守らせつつのびのびしているので

結果的に今のはるぽんには一番無理がない選択ができたのではと思います。

 

終わりに

就園活動は正直言って常に「お願いします。」

「受け入れてもらえますか。」と頭を下げて臨まなければいけなかったので

ちょっと疲れました。

障害があって手のかかる子を普通の保育の中に入れてもらおうとしてるんだから

当たり前なんだけど

普通の子だったらこんなことしないでよかったのに…

という考えが常に付きまといました。

 

はるぽんが普通の子だったら経験することはなかったであろう

園からやんわり入園拒否という事態も起こり

我が子が否定されたように感じられ辛い経験でした。

悔しいやら悲しいやらです。 

 

そして何回も生育歴から診断時期、当時の様子、

はるぽんの性格や問題点などを説明しました。

 

昔のことを話しながらちょっと涙が出てしまったこともあります。

 

過去はどん底でした。

泥の中を這いあがってきた気分です。

普通の子育てだったら味わうこともなかったであろう苦悩も沢山経験しました。

もちろんそれはこれからも続くであろう…

 

とにもかくにもはるぽんを受け入れると言ってくれた優しい園に

はるぽんは4月から通いだします。

茨の道にならないといいな…

 

 

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