ありのままの軽度自閉症児の子育て

知的障害のない自閉症(自閉度は軽度)+ADHDの長男はるぽんと出産翌日から発達不安の次男ゆうたんについてのブログです。ブログ名はいつか変更します。

⚠リライト中【長男】年少4月、5月の様子~入園式、慣らし保育、心理士面談

はじめに

こんにちは!

今回は長男はるぽんの年少の4月と5月頃の様子のまとめです。

これまでのブログ内容をまとめました。

 

 

4月頃のこと

公開処刑寸前だった入園式!

無事入園式を終えました…

入園式の朝の課題

感覚過敏のため

まず襟のついた服を着れるのかという所からスタートする朝です。

 

練習では嫌がってすぐ脱いでしまっていました。

 

でも、今日はみんながカッコいい服を着る日だよとよく言い聞かせ、

お父さんもお母さんもいつもと違う服着るからねとなったら

僕もカッコ良くする!となってくれたので着ていられました。

 

もし入園式用の服を着れなかった時のために

無地の白のロングTシャツも用意してました。

 

入園式で空気が読めない

そして無事家族で登園しました。

入園式前に飽きられても困ると思って遅めに行きました。

あっという間に入園式が始まり、

お返事も元気に出来ました。

 

夫の膝に座っていたのだけれど

後ろの小さな子の声が気になるようで

途中後ろを全力で振り返って観察していたりしておかしなことになったものの

園長先生の話が始まると前を見てくれました。

 

園長先生の話が始まってすぐにもう飽きてしまったのか

「話長いね~、まだ終わんないの?」とか喋りだしてしまいました。

4回くらい話が長いと言ったでしょうか。

はるぽんの空気の読めなさが出ました。

お喋りしだす年少さんは他にはいませんでした。

 

入園式後の説明でも空気が読めない

入園式が終わって教室で担任の先生から説明がありました。

その間にも「話長い」と言い出すはるぽん。

座っていられただけ成長だとは思うものの

もうちょっと何とかしなければいけないなと思います…

癇癪寸前!公開処刑寸前に

そして話が終わってから先生が個別に色々確認している間に

はるぽんは「おままごとで遊びたい」と言い出しました。

「今日は遊ばないよ」と説明するも「やだ!」と強めに抵抗。

はるぽんはかなり怒っていて軽く私のことを叩いてくる始末。

 

「帰ったらお菓子買ってあげるよ」といっても

「お菓子、嫌」だそうではるぽんには効きません。

 

見学&面談の時と入園説明会の時におもちゃで好きに遊んでいられたのです。

はるぽんの中ではここはおもちゃで楽しく遊べる場所と

インプットされていたに違いありません。

 

そんなはるぽんに他の先生たちも気付きました。

「どうしたの?大丈夫?」と心配してくれましたが、

癇癪が起きる寸前といった感じで私は内心終わった…と思いました。

「ギャーン」と物凄く大きな声で泣き叫んでしまう。

きっとおもちゃで遊べないと泣き止むことはない。

手に負えなくなってしまう。

これが公開処刑というやつか…と覚悟しました。

ところが!なぜかギリギリ気が紛れたようで我慢してくれました。

 

その後担任の先生との用を済ませ、

すんなり帰れたかというとそういうわけでもなく

今度は「園庭で遊びたい」と…

第二ラウンドの始まりでした。

 

察してくれた先生が「ちょっとだったら遊んで行ってもいいよ。」と言ってくれたのですが見学&面談のときにはかなりの時間遊んでから帰っているので

はるぽんの性質上ちょっとで終わらせられません。

 

他の園児も遊びたがって保護者にも迷惑をかけてしまうかもと思ったので

なんとか我慢させる方向に持っていくことにしました。

 

5分くらいやり取りしたでしょうか。

「今度来たとき滑り台やろう」という約束をすることで何とか帰れました。

疲れました。

 

慣らし保育

緊急事態宣言が発令される前に慣らし保育を経験していました!

 

慣らし保育初日→療育にも行く

園の慣らし保育は1時間ほどからスタートしました。

分離の時は泣くこともなく初日は外遊びに勤しんだようでした。

滑り台をすべる際にはお友達に話しかける場面も見られたということで

普通の子と変わらない様子で遊んでいたそうでした。

一応常に誰かしら先生がそばにいてくれて様子を伺ったり何がしたいか気にかけてくれたみたいです。

 

ですがお迎えに行ったとき園庭にいたはるぽんはというと

年上の子に向かって「バンバン!バンバン!」と拳銃で撃つ真似をしながら笑っていて

それに対して相手の子は「〇ンチン!〇ンチン!」ってはるぽんに対して言っていたのです。

あれは何の遊びだったのだろう…

どういう流れであのやり取りになったのでしょう?(笑)

 

預け時間が短かったので降園後は少しまったりしてからいつもの療育に連れて行きました。

これがちょっと間違いでした…

たった1時間。のびのび外遊びだったとはいえいつもと違う環境に適応しようとしたということではるぽんは疲れがあったようです。

 

療育ではいつもあまり泣かないのにお友達におもちゃを取られて抵抗せずただ泣いてしまったり。(いつもは文句を言うなり抵抗するそうです。)

そして療育の方も未満児から年少になったということで変化があったとのことで

給食のお肉の切り方が変わったり、スプーンがはるぽんの好きなキャラクターから動物柄に変わったということではるぽんは泣いてしまったそうです。

いつもと違う状況が苦手。特性の一つだと思います。

お肉に関しては先生と一緒に給食を作ってくれる人の所に行って

お肉をもう少し小さく切ってくださいとお願いしたそうです。

いつもお肉は食べないのにこの日は切ってもらったお肉もしっかり完食したというところは驚きでした。

いつもと違うことが続いてしまったので疲れていつもよりお腹が減ったのではないかということでした。

 

慣らし保育二日目

慣らし保育二日目も1時間ほどの預かりでした。

この日は室内で遊んだり少し先生がお話をしたりしたそうです。

そんな中、先生が「もうすぐお迎えだよ」とはるぽんに言ってくれたそうなんですが

そうしたら「僕、もう待ってるよ」と言ってピューっと玄関まで走って行ってしまったそうです。脱走かーい!

昔よりだいぶ落ち着いたもののまだまだ課題があります。

みんなで移動してる場面にも遭遇したんですがはるぽんはしっかり先生に手を繋いでもらっていました。

 

 そして自粛へ

そして緊急事態宣言を受けて園も療育も自粛ということになりました。

約1ヶ月のおうち生活。

いったん全てがリセットされるため

休み明けの生活の変化にはるぽんがついていけるかが不安な所です。

 

5月頃のこと

はるぽんはめんどくさがり屋

以前から薄っすらと気づいていました。

が!自粛中に改めて気付きました。

 

はるぽんはとってもめんどくさがり屋です!!

3歳直前に児童相談所で発達検査を受けた時、心理士の方からはるぽんくんの性格を一言でいうとなんですかと聞かれたときに「超がつくほどマイペース」と答えたことがありますが今ならめんどくさがり屋と答えます。

 

3歳!めんどくさい、だからこうするエピソード紹介

  • トイレ行った後に手を洗うのがめんどくさいからおしっこを我慢する
  • 外行ったら手を洗わなきゃいけなくなるからお散歩行かない!
  • 今日はずっとごろごろする!
  • 今日はお着がえしないでずっとパジャマでいたい
  • お着がえめんどくさいもんね!
  • 買い物歩かなきゃいけないから行きたくない!

 上記は全て自粛中のはるぽんから発せられていた言葉たちです。

 なんと極端なんでしょうか。遊びには積極的ですが日常こなさなければいけないことに対しては消極的です。

 

手洗いが嫌!感覚過敏からきている?

以前からその傾向はありましたがとにかく手洗いが嫌いでした。

ドラえもんの自動で泡が出てくるハンドソープを購入して楽しませるなどもしましたが

感覚過敏的なものから来てるのか服の袖口が濡れてしまうのを極端に嫌がり

袖を捲っても結局濡らしてしまうことが多いので本人はすごく嫌がってました。

気持ち悪いしめんどくさいと…

(この問題は夏服になることで解決しましたw)

寒い季節の療育でも手洗いの際の水が冷たいのが大の苦手で手洗いを嫌がっていました。(お湯は出ません)時には泣いてしまうほど嫌がったこともあったのではるぽんの感覚では私の感覚よりも物凄く水が冷たく感じられているんじゃないかと疑ったこともあります。しんどいのかもしれなかったです。(感覚過敏から来てるのかな)

そう考えるとほんとうに生きづらい世界にはるぽんはいるんだと思います。

でも手洗いしないわけにはいかないし難しいですね。

 

心理士さんとの面談~イライラMAX編~

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病院の心理士さんと面談することになった経緯

先日病院で心理士さんとの面談がありました。

というのもはるぽんが4歳になる前後で3回目の発達検査を受けようと考えていて

2歳は病院、3歳は児童相談所で受けていて今回はもう一度病院の方で受けようかと考えていました。

主治医に相談した所、検査を担当する心理士と一度事前に面談しておいてほしいとのことでした。

病院の心理士さんと面談

担当になった心理士さんはベテランっぽい年齢の女性でした。

この病院に新しく入ったばかりの方ということで、はるぽんはこの地域で一番大きい療育に通っているのですがそこの名前すら知らない方でした。

 

はるぽんと遊びながら話を進めていきましょうということだったんですが

はるぽんはお喋りしまくりです。初めて会う方なのにマシンガントークを繰り広げます。

心理士さんも適当に相手してくれればいいのにがっつり相手してくれるので話が全く進みません。

そして私が今まで出会った心理士さんは口調が優しかったり寄り添いつつ聞き取り、アドバイスという感じの方が多かったんですが

この心理士さんは口調が強くえっ?怒ってる?ってレベルで話してきました。

(でも2歳の時にここの病院で面談した心理士さんも人は良さそうなんだけどなんだかなぁな人でした。いつか書きたいと思います。)

「療育ではどんなことをしてるんですか!」

って語尾がハテナじゃなくてビックリマークといった感じで話してくる方でした。

 

「普段の困りごとは?!」って聞かれたときには

「家で大きく困ることはあまりない」と最初に私は答え「でも療育などでは不快な時はすぐ泣いてしまう、感情コントロールが苦手などの指摘を受けている」などと伝えたんですが

3歳ですよね!そんなの当たり前!この子は普通なのに心配しすぎよ、お母さんみたいな返し方をされました。

はるぽんは割と早期(2歳前)に診断がおりてるんですがそれを聞いて怪訝そうにもしてました。

はるぽんが3歳過ぎてからは割と普通っぽくなっていたからだと思います。

 

そして一番憤りを感じたのが「普段お子さんの相手ちゃんとしてますか!」って言われたことです。

早く話を進めて帰りたかったので(経験上はるぽんは突然飽きてしまうことがわかっています。飽きるまで、つまり帰りたいという癇癪へのタイムリミットが近づいていました。)はるぽんに適当な対応を私が取っていたからだと思いますが「はぁ?!」って思いました。

冷静に答えましたが時すでにイライラMAXでした。そんなこと言われたの初めてです!怒

 

そしてなんで病院で検査を受けたいのかやたら聞かれました。

私の理由としては3歳のタイミングで児童相談所で検査を受けたときに

検査を受けている時の詳しい様子などを紙で貰えず、検査内容の流出を防ぐためという理由で何が出来て何が出来ないなど詳しく教えてもらえなかったので

今回は病院で受けて詳しく様子、苦手な分野など知りたいと思っていました。

(でも児相で検査を受けても詳しい様子の紙をもらっている人もいるから地域によるのかな。)

 

すると今回の検査はビネーを予定していたそうで(児相もビネー)

苦手な分野を詳しく知りたいのならK式を受けた方が良い。そしてK式の検査は私は出来ないと言われました。怒り気味で。(今日面談した意味がなくなるということ…)

そしてもし知的障害に該当するのであれば療育手帳の取得を考えているとも伝えてたのですが

例えばビネーを病院で受けて知的障害の数字でも児相でまた検査を受けなければ

療育手帳の取得は出来ない。1年は空けなければいけなくなるから手帳の取得が遅くなりますよみたいなことも言われました。

 

終始イライラされてこっちもイライラです。(主治医が昔ここで受けても該当する数字なら申請すれば手帳取れますよみたいなこと言ってた気がするんだけど間違いだったのか私の勘違いか。心理士さんの言う1年じゃなく半年空ければまた検査は出来ると児相で言われたのはしっかり覚えてます。)

こんな風に怒られた面談は初めてでした。

 

発達検査を受けた場合どんな結果か私の予想

正直なところ多分はるぽんは現在知的障害の領域までの遅れはないだろうと思っています。低く出ても境界域かなぁと。

根拠はこどもちゃれんじの内容が理解できてワークなどが解けていることですかね。(もちろんたまに詳しく教えないとわからないこともありますが大きな遅れはなさそうです。)

だから療育手帳の申請は多分出来ないことになるだろうから病院で受けるのはそのままでOKで問題は検査内容ということになりました。

近々主治医とまた話すことが決まっていたのでそこで決めるということで話は終わりました。この心理士さんと私の相性が悪かったのもあって無駄な時間を過ごしてしまった感が強かったです。世の中色々な人がいることの勉強にはなりました。