0歳の時にやっておいたら良かったと思うこと
障害を疑ってばかり。大切なことは?
0歳の頃を振り返ると他の子と我が子が違うことに気付きつつも
これが出来るから自閉症には当てはまらないかも、はるぽんに障害があるなんてありえない!と我が子に障害があるのかないのか、そればかりに気を取られていました。
そして自閉症の特性を持った赤ちゃんだったけど自閉症ではなかったという希望のあるエピソードを必死に探したりしていました。
(数は少ないですが0歳の頃目が合いにくかったり人に興味がなかったけど
自閉症ではなかったというようなエピソードをネット上で見つけたことがあります。
私見ですがそういった子は自閉傾向が限りなく薄く困り感の少ないアスペルガータイプとか
非障害型自閉症の子で大人になってからわかるかどうか的な子なのかもと思っています。)
でも障害があるかどうか0歳の時に気にしてそれにばかり時間を費やすことよりも
もし本当に障害があった場合、どう過ごしていればのちに後悔しないかを考えて
今出来る最大限のことをしてあげているべきだったなと思います。
はるぽんが0歳の頃の実際の私の行動
ありのままをさらけ出してみます。
- 自閉症かどうかひたすら検索
- はるぽんの相手もそこそこにしかしない
- はるぽんがどのくらい自分の世界にいるのか観察
- はるぽんは自分の世界過ぎるので最終的に放置プレー
はるぽんは私に興味がなかったので正直一緒にいても楽しくなかったです。
普通に話しかけても無視する子に対して愛着をもって接し続けるというのがとても難しかったです。
たまには楽しいこともありましたが
育児にやりがいを感じることも少なかったので無駄に過ごしてしまっていたなと思います。
診断が下りてからというもの
やはり他の子との違いに気づいたころから積極的に働きかけていれば今の状態はもう少し良かったのではと後悔しました。
0歳の子に何ができるのか
一番いいのはやはり体を使った遊びをすることだと思います。
大前提として
よく「たくさん声掛けしてあげてください。」とか「絵本を読んであげてね。」とかアドバイスをもらうと思うんですがそれはもちろんやった方が良いです。
ただたくさん声掛けしてもはるぽんは反応が薄かったです。
車のタイヤに没頭している所に「これはタイヤっていうんだよ~。くるくるしてて面白いね!」とか話しかけても聞いてない。
効いてないという表記にしたいくらいです。
絵本も好きな本をとことんタイプで
「くだもの」という本ばかり見てました。でもそれもすぐに飽きて車のタイヤへ…
ちなみに赤ちゃんに人気の「だるまさんが」がはるぽんにヒットするのは2歳を過ぎてからでした。
声掛けに絵本…
大切なことだけどこの頃のはるぽんの状態にはあまり効果がなかった気がします。
これをすることによってコミュニケーションを取れるようになってくるという吸収ができる段階ではなかったです。
そこで体を使った遊びとスキンシップになってくるわけです。(私が意識的にやりだしたのは1歳後半からです。)
この体を使った遊びとスキンシップの良いところは
- 一緒に遊んで楽しい
- 心が通じ合う感じがする(貴重)
- 無視が出来ない(笑)
所だと思います。
私は0歳の頃に全くやってなかったわけではないけど意識的に沢山取り入れてはなかったです。
0歳だと
- 高い高い(脳への影響がない程度に加減)
- 飛行機遊び
- 布団に一緒にダイブ
したりするものあたりになると思います。
また褒めるときに積極的に抱っこしたりするスキンシップなんかもいいと言われてますね。
(はるぽんのこの頃は泣いた時や移動の時に抱っこって感じだったので褒めるときも抱っこを積極的にしてあげれば良かったです。)
またわらべうたもいいと思います。
一本橋こちょこちょ、なべなべそこぬけとかは療育でも取り入れていたので
おススメです。
病院も調べておきましょう!
SNSなんかを見ると0歳でも発達障害の傾向ありと言われたという人もいたりします。
正式な診断は医師しか出せません。
その医師も診断は3歳まで出来ないという方や0歳から傾向ありと教えてくれる方まで様々です。(医師のタイプは実際受診してみないとわかりません)
また病院の医師に診てもらいたいとなっても初診まで半年かかることもあります。
早めに発達障害の診断が出来る近くの病院をネットで調べておいたり
保健師さんに病院の情報(待機とか)を聞いておいたりするのもいいと思います。
※いざ療育に通わせたいとなったとき、地域によっては医師の診断書(意見書だったり)が必要な場合もあります。
はるぽんは1歳半健診は様子見で引っかかったとまでは言えず保健師さんや心理士さんの意見書ではなく医師の診断書で受給者証を発行してもらい療育に通えるようになりました。)
保険に入っておく(※2020.10/19 追記)
もう少し子どもが大きくなったら保険に入れようか、などと考えられているようでしたら
0歳のうちに入っておいた方が良いと思います!
というのも療育先での知り合いで祖父母が孫のために保険をかけたいとなった時があったそうでしたが(学資保険だったかな?)
言葉の遅れがあるというチェック項目に当てはまってしまったために入れなかったというような話を聞きました。(結局どうしたのかは忘れてしまいました。当時その子は3歳過ぎで診断がおりる前でした。もちろん保険の種類によると思いますが…)
発達障害やその他の障害があっても入れる保険は存在しますが
診断がおりてからや、言葉の遅れ、発達の遅れが明確になってからだと希望している保険には入れなくなってしまう可能性があります。
もし希望している保険があるなら
個性の範囲なのか障害なのか医師でも一般的にはわからないようなうちに入っておいた方がいいのではないかと思います。
虚偽の報告にならないように、告知義務違反にならないようにということです。
ちなみに
はるぽんの場合は出産前に学資保険と県民共済には入っていたので希望していた保険に入れなくなったということはありませんでしたが
今は発達障害のある人向けの保険にも入れようかなんとなく考え中です。
とても良かったサイト
どこで知ったのかは忘れましたが ↓ のサイトの読み物。
仁和医院という病院の院長先生が書いています。
子供の発達障害
http://www.niwaiin.com/childad.html
知的障害があったとしても小児期に療育などに繋がっている子の方が
大人になってから診断された方より社会的予後が良いなど早期に子どもの障害に気付いた親として希望の持てる話や
発達障害の基本的な治療、対応の仕方などが書かれています。
読んで参考になることばかりでしたのでお勧めです。
終わりに
私のように0歳の頃にすでに子どもに障害があるのではないかと疑っている方も少ないながらにいらっしゃると思います。
今回の記事がそんな方の参考に少しでもなったなら嬉しいです。
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